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    風早草子

    風早草子
    カザハヤソウシ

    引き継ぎやあいさつ

    昨日の内示を受けて、関係先に挨拶や後任の紹介のメールやチャットなど、様々な報告や連絡。引き継ぎを真面目に考え始めて、改めてこの3年間にやってきた仕事の大きさ、多さを再認識。

    そもそも私はディレクター、プロデューサーであって、システムとかITの人間ではない。どちらかと言えば、勘頼みのアナログ、IT情弱の50代のオッサンに過ぎない。エクセルすら面倒で覚える気がないタイプだった。でもこの年からでも、やれば新しいことは学べて覚えられるもので、3年前から比べると別人レベルかもしれない。でも一番良かったことは、全く新しいことに挑戦することでたっぷり仕事を楽しめたことだと思う。プレッシャーは大きかったし、今年の1月の緊急事態みたいに死にそうな目にもあったけど、常に仕事は刺激的だった。この年になると、どうでもいい閑職みたいな仕事を押し付けられて、退屈そうに仕事をしている同年代も少なくない。それに比べると、相当面白かったと思う。全国各地、行った府県は数えたら27もあったし。そして重要なのは、この仕事は完全に自分で発意し、提案して通したものであることかな。誰からも命令も指示も受けていない、完全に自主企画。火中の栗を自らつかみに行った結果だ。ちょっと自分を褒めたい。(笑)

    今日はリモートで今の部で最後となる査定の面談。おかげさまで最高評価をしてもらったのでサラリーマンとしてはOKと言ったところ。まああの嵐の1月をホテル20連泊で、全国大きなミスなく導いたのだから、当然ではあると思うけど。そう自分で言うのもどうかと思うけど、あれは私以外には不可能で、その私も限界を超えた超人力をmaxで振り絞った仕事だった。それでもかなり奇跡的だったと思う。

    そんなことを考えながら今日もランニング。アガパンサスがきれいに咲き始めた。庭の巣箱にまた新たなシジュウカラのペアが巣材を運び始めている。高校には行ったけど、双子1号君の咳がひどい。先に発症した2号君もまだ咳が出て、相当しつこい風邪のよう。教育実習の大男は相変わらずよく食う。朝起きて朝食の前におもむろに阿闍梨餅を食ったり、夜帰ってきて夕食食べる前にアイスモナカとおにぎり煎餅とミカンをムシャムシャ食ったり。双子もこういう雑食性をもっと身に付けないと逞しくなれない気がする。長男、「家は食べ物がいっぱいあっていいなー」と冷蔵庫を開けてばかりいる。おかずの残り物がどんどん片付くのはありがたい。ただこいつが帰ってくると洗濯物が増える上に、片付ける時の下着の分類の難易度が上がって面倒。肌着のサイズを確認しないと誰のものかわからなくてめんどくさい。

    書き手

    海秋紗

    海秋紗

    神奈川県葉山町/58歳

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