「726th」
通勤しながら読んだのちの野良さんの日記、とても好きで繰り返して読んだ。日食なつこさん、唯一無二感のあるアーティストですよ...

かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2026年6月5日
19週4日
TwitterやThreadsでしきりに「吉本ばななのnoteが壮絶」みたいな内容が流れてくる。同じような経験をした人は読むと具合が悪くなるかもしれないので注意した方が良い、とまで書いている人すらいた。
noteでの課金はたまにしかしないのだが、その500円の記事を買って読んだ。
詳細な内容については割愛するが、吉本家の闇の家族史とでも言おうか。文体は慣れ親しんだばなな節であることは間違いないのだが、それをもって書かれている内容はたしかに赤裸々で壮絶であった。こんなバックグラウンドからあの物語たちは生まれたのか、という驚きと、こんなバックグラウンドだからこそ書けたのかもしれないという納得と、相反する気持ちが湧き起こる。
正直書いてある内容について、私自身どう受け止めたら良いのかわからなかった。でもあれを読んで「経験のなさから理解が及ばない部分がある」ということは、もしかしたら幸せなのかもしれないとすら思った。家族(特に母と姉)からの精神的な束縛や虐待の話であったので。
家族というものがモチーフになった物語は多いと思う。吉本ばななの代表作で、何度も何度も読んだ「キッチン」も親子や家族が大事なテーマになっている。それだけ家族(特に親子)っていうのは人間にとって特殊で、特別で、物凄く大切なものなんだけど、時にすごく難しいものなのだと思い知らされた。
今まさに親として親子黎明期にいる私は、自分の中の正解を模索しなくてはならないけれど、あの文章を噛み砕くにはもう少し時間がかかりそうだ。

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