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    島縞

    島縞
    シマシマ

    カラスの一家

    この頃のお風呂上がりは、窓を開けて外の空気で涼む。

    気になっているのは、畑でチョンチョン飛び跳ねてるカラスの一家。
    子育て真っ最中らしい。

    今日は、お母さんと思しきカラスが、これまた子と思しきカラスの羽をツンツカ引っ張っている。
    と思ったら、カツカツカツカツくちばしを鳴らして威嚇。スパルタ教育、かな。

    カラスも必死だ。
    今教えていないと、生きてけないんだもんな。
    スパルタにもなるのかも。もしかして、寄り添い系とか、カラスにもいろんな母性があったりするんだろうか。

     

    一軒家に越してから、アパートの頃とは違って、小さなアリがしょっちゅうやってくる。
    これまでなら、ジュースを入れたコップの下のコースターなんて、置きっぱなしでも大丈夫だったのにね。
    そんなアリにビビって落ち込んだ娘が、外でひとり、たそがれている。と思ったら、ミケと一緒。そんな娘の手にはティッシュ。
    座っていたら、向こうの畑からニャーンと声かけながら寄ってきたって。
    よかったね。心細さだけじゃなかったよね。

    ひとりになりたい。なろう。
    そう思えるのも、そうできるのも、いいかも。

     

    書き手

    ひらのあすみ

    ひらのあすみ

    長崎県五島市/44歳

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