朝焼けが窓から差し込んで綺麗な感じなっていた。布団から出られず寝坊している朝。

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人には誰しも苦手なことがあると思うが、私の苦手なことのひとつに「引き返す」というのがあるなと思う。物の例えとして書いている部分もあるけれど、物理的に「行った道を戻ってくる」という意味でも書いている。

例えば道がわからなくなって「あれ迷ったかな？一旦戻るか」という決断ができない。突き進んで行けばどこかで知った道にぶつかるだろうという気持ちで進んでしまい、気づいた時には全然違うところにいる。ということがままある。認めたくないのだが、薄々感じていることを書いてしまうと、どうやら私は「戻るのが面倒臭い」のだ。私は超ド級の面倒臭がりである。

なんでこんなことを書いているかというと、今日職場を後にし、最寄駅のところで「あれ？社用携帯忘れたかな？」と思ったのだ。今戻ればお迎え時間に間に合わないということもないし、頭のどこかで「戻って確認するべきだ」と思っている。なのに、なぜか振り返って引き戻せない。「きっとロッカーの中だよ、もう帰ろう」と、頭のもう一方で悪魔の囁きのようなものが聞こえる。

結局、今日の私は戻ることなく帰路に着いてしまった。もしかしてどこかで落としたのではないかという不安もゼロではないので、やはり今になって結局なぜあの時戻らなかったのかと自分を責めている。

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直さなくてはと思っているのに直せないことって、みなさんあるのだろうか。私にとって自分のこの性格はそれにあたる。いつか引き返さなかったことで本当に致命的な失敗をしてしまうのではないかと思っている。

次、もし同じようなシーンがあったら、面倒臭がらず、絶対引き返す勇気を持つんだ。と自分で自分に言い聞かせるためにこれを書いた。なんか書いていて恥ずかしくなってきたし、何書いてんだかっていう気持ちになってきた。

まずは明日、出勤したらロッカーに社用携帯があることを祈ろう…情けない願いである。

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追伸：書き終えてsaicoさんの日記を読んだら、同じような自分に言い聞かせ系日記を書いていて、勝手に戦友がいる気持ちになる

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