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    王様の耳は

    王様の耳は
    オオサマノミミハ

    たまごの手?

    かきぬまさんの日記を読んで、私も子供の時にその悟りを開きたかった!と強く思った。

    小学生の時にピアノを習っていて、黄色いバイエル(下巻?)を終えるのに6年くらいかかった。残念ながら全然楽しめなかった。そのため苦手意識は現在進行形。

    始めた時から何度も何度も「たまごの手!」と注意された。とにかく手のことばかりを注意され叩かれたりもしたけど、“たまごの手”と言う意味がまったく理解できなかった。多分、ピアノを弾く時に「手のひらの下にたまごがあるように」ということなのだと思うけど、今でもそれがどれだけ大切なことだったのかよくわからない。

    ちなみにそのピアノ教室には先生の少女漫画が置いてあり、『有閑倶楽部』と『小さなお茶会』という漫画を読むのが楽しみだったのでがまんして通った(わが家ではかなり長いこと漫画を読ませてもらえなかった)。

     

    このところずっと、自分にかかってる呪縛から解き放たれるには、を考えている。年を取れば取るほど自分にかかった呪いが強く色濃くなっているのを感じるし、その一方で客観視をしている自分、との間でもがいている。

    子供の頃の記憶や刷り込まれた思考は本当に根深い。

    「正しさ」より「楽しさ」の方がいい!

    書き手

    ふかやまゆみこ

    ふかやまゆみこ

    東京都町田市/46歳

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