新しいサイトにお引越しし、ドキドキしながらこれを書いている。
好き勝手書けるのは、好き勝手書ける環境を整えてくれているひとがいるからこそ。
これを当たり前だなんて、きっとずっと思わずにいよう。

そして、みんなが言っているから私はいいかなんて思わずに言おう。
ありがとうございます。

仕事帰り、数年前まで最中を作っていた工場に立ち寄った。
夜逃げしたみたいに、ものがそのままになっている。
もうずっと、片づけないとと思いながら、それができずにいて。

そんなものたちを、少しずつでもどうにかしようと、ようやく重い腰を上げてみる。
ひとまず、車に乗るだけのものを運び出した。

やる前は、どうしよう、できない、って思っていることも、うおおおお!と突進してみると、なんかできちゃったりして。

ほんの少しだけ、時を動かせた気がした。

時を動かすのは、夏じゃなくてもよかったんじゃないかなって、自分の汗のにおいをかぎつつ。でも今だったんだからしょうがない。

いや、しょうがないとか言えるレベルではないのは分かっている。
もう、止めておくのはやめよう。

帰ったら、なんかつかれた顔をしていたのか。
娘がチップスターをおすそ分けしてくれた。

以前、ポテチをあげる、って袋をテープ止めして持ってきてくれたことがある。食べようと開けてみれば、中に入っていたのは手を拭いたであろうティッシュ。

そんな悲しみが尾を引いており、つい余計な一言が出ちゃった。
「今回は中身入ってるの?」
だなんて、ああ、娘の気持ちを踏みにじる一言だった。ごめん〜。

その後は、いつもより優しく接することにする。
一緒に夕日を見ようって誘い出したり。

疲れているの?大丈夫?こうしたらいいかもね。
とにかく、スキンシップならぬ、一言シップで、夕方の一言をなかったことにしようと努める。出した言葉はなくならないけれど、薄める努力はしたい。

今日はお母さんの部屋で寝る、って言ってくれたけれど、今はまた甥っ子と楽しそうにイラストを描いている。

1時間後、やっぱり向こうで寝るね、って言われる気しかしない。