アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。

 




「じゃあ、またね」立川駅のホームで別れた4人



 

ひさしぶりに立川で飲んだ金曜日。おなじみメンバーののぼちゃん、吉くんと迎とわたしの4人。20:45に「もつ焼き処 美の田」で待ち合わせ。飲み屋なんて予約していくもんじゃないよな、って言いがちな迎が珍しく予約してた。入ってすぐにオーダー用の白い紙に大きく「傘」ってメモしだす吉くん。どうしても忘れたくないらしい。わたしはといえば、これまた絶対に忘れたくないパソコンの入ったトートを迎のリュックに詰め込んだ。これである程度酔っ払っても大丈夫。串焼きのお店でやりがちな挙手でのオーダーが好き。はつ食べたい人〜?はい!ってやりながら本数を決めていくやつ。結局わたしは全部に手をあげたけど笑。レバーの串焼きが美味しくておかわり。お互いの近況や仕事の話、人生ベスト映画のことなんか話したりもして。年齢も生まれたところもバラバラだけど、気をつかわないで喋れるってのは良いもんだ。閉店時間になったのでお店を出たけれど、なんとなくもうちょっと飲みたい、喋りたいよなの空気が広がって、近くにあったHUBに滑り込む。ビールが大きいよねとかナチョス美味しいよねとか隣のグループ楽しそうでいいよねとか言ってたらもう終電。立川の駅で「じゃあ、またね」って言い合って別れた。

(191)


 

エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。