熊本を震源に震災があった。

同じ九州の長崎でも揺れた。

特に五島は地震が来ない島として有名だった分、揺れたのが地震だと分かった時にびっくりした。

東京に住んでいる期間は揺れがくると、「地震だ」とすぐ認識できるが、五島にいて揺れた時、トラックの揺れかな?風かな?と地震と結びつく頭がなかった。2拠点してる私ですらこの考えなので、おばあちゃんたちは尚更、そしてそもそも気づかないみたい。

揺れたけど、影響はなく、「五島でも揺れるんだ」の話だけで持ちきり状態の数日。

だけど震源地に近い熊本では実際に大きな影響や被害にあった方々もたくさんいて、支援に行く人々もいる。

近くにいるのに、何もできないし、何も知らない。そしてのんきに穏やかな暮らしは変わらず続いている。

同じ九州だから、「地震大丈夫?」の連絡をいくつかもらった。

あの時、揺れを感じただけで、日常は何も変わらない。大丈夫すぎる。

だからこそ、気づけなかったし知ろうとしなかったし、見ようともしなかった、震源地のこと。

手伝いに行っている知り合いから現場が送られてきて、あの時の揺れで生活が一変した人たちの生活を見て知って、日常が変わらず過ごせていることへの感謝、そして一刻も早く日常が戻りますように。

私にできることはなんだろう。

今から行くこともすごい支援をすることもできないけど、祈ろう。現状を知ろう。祈って知るだけじゃ変わらない、ちゃんと求められていることに対して返していこう。

そして変わらなかった日常にも目を向け、感謝したい。変わらない日常がこれだけ近くなのに、当たり前にあること。

今日あすはお祭りも普通に開催される。楽しい2日間になるんだろうな。

楽しさを純粋に楽しさとして受け取れる日常が奇跡だ。

五島は地震が来ないと言われていたことも全ていつ何があるかわからないから、常に日常の素晴らしさに目をたくさん向けておかないと。感じておかないと。

今苦しい思いをしている人たちに対して役に立ちたいと思って、だけどどうしたらいいかわからなくて、気持ちの寄り添いと感情を共感させたいと、どうしよう、と、不安になってしまう。だけど、今私は変わらぬ日常を送れているのだから、そっちを見て、その平穏な心と気持ちで人を助けられるように。