
いつのまにか、おいつく。
信号が点滅していて、私の目の前にいた白T、薄色ジーパンの男子2人は軽々と走って渡っていった。
私も頑張れば多分確実に間に合ってたけど、体が重かったり、いろいろ考えたり、渡った後の息切れやお腹の調子をうずうず考えてるうちに信号の点滅も早くなって普通にたちどまっていた。
駆け抜けたあと、楽しそうに笑顔で向かい合う男子2人を遠くから見て、私はまた軽やかじゃないせいでこうやって日曜の朝を重くスタートさせてる。と思ってとぼとぼ歩いていた。
20分くらい歩いて駅に着いた。そしたらなんと同じ改札に男子2人がいた。あの時遠くにいってそのままのペースだったらかなりの距離できてただろうに、途中コンビニとかに寄ったのかな。
別に追いつきたかったわけでもなんでもなかったし、忘れていたけど、追いつけてなんだかすごい嬉しかった。元気がでた。
「負けた」とかその瞬間は強い劣等感を抱いても、いつのまにか、気にしなかったら追いつく日がくるんだなと。
だけどそのひとたちに追いつこうと目の前しか向いてないと一生これに囚われる。追いつくこと忘れて豊かにお散歩していたら街の掲示板の情報を知れてそんなことよりいいことをたくさん知れたりもすると思う。




