
野球部員は7時の電車で練習へ。朝食と梨を食べさせておにぎり持たせて送り出す。他の男子も起こしてから私は出勤。風邪の大男もまあ、回復してきているようだし、心配はないだろう。
さて、昨日作り始めたアプリ。元から作ってあったものをちょっといじればいいかな?と思っていたのだけど、一晩経って考えが変わった。今回は遊びではなくて、職場のグループのスタッフ女性たちの具体的なニーズがある。ユーザーがいる。なのでユーザー目線でもう少し丁寧に作りたい。昨日の段階で要望された機能は全部付けて、GUIも十分なものができた。あとは数個のテキストファイルに書かれているpythonコードを一つの実行ファイル、「.exe」というものに「ビルド」するだけ。これも全然難しい話ではなくて、pythonの中にそういうツールが入っている。PyInstaller(パイインストーラー)というやつだ。これのコマンドもAIが出してくれるので、貼り付けてenterしたら、あとは見ているだけだ。
でも、その前にもう一度再修正。というか、新たな機能をいくつか追加搭載。確かに昨日言われたスタッフの要望は満たしているのだけど、実際に使う場合、どうだろう?と考えてみると、ちょっと不親切、というか物足りない。イマイチってやつだ。そしてユーザー目線で見るとインターフェイスも改善の余地が結構ある。私はプログラミング素人ではあるけど、この3年間、全国の担当者に使わせるシステムの開発と普及活動をしてきたので、こう見えて意外と細かい人間なのである。要望がなくても、使ってから出てくると思われる改善要望項目は可能な限り事前に潰しておきたい。こういうことって、外部のベンダーに発注すると絶対やってくれないし、気付いてくれない部分で、内製の大きなメリットだったりすると思う。そもそも別のグループでも同じ職場だから業務のやり方はある程度わかるので、勘所は予想が付く。そして顔が見える相手に渡すアプリなのだから、できる限り使いやすいものを渡したい。経験的には最初からそういう考えでやった方が、あとの行ったり来たりが少なくて、効率が良くて速い結果になる。
追加しようとしている新機能については、想定していなかったものだけど、おそらく元データに使えるタグが埋め込まれているはず、と読んでいた。なので、それをAI(今回もclaude opusだけど)に伝えて、使えるタグがあるかどうか調べる方法を考えさせる。opusは優秀で、すぐに意味を理解して、そういうタグが存在するかどうか、調べるプログラムのコードを生成してくれる。私はそれを実行して、出てきた結果をまたopusに見せるだけ。それを見てopusが「申し分のないデータが取れました。それを反映したコードを生成しますか?」と聞いてくるので、お願いして、また実行するとプログラムが出来上がっていく。5月にcopilotでやった時は結構迷走したけど、opusはそういうことはほとんどない。インターフェイスの改造もすぐにできた。そしてビルド。あっという間に配布可能なプログラムファイルが出来上がり。アイコンもオリジナル。ただこれを軽率に人に配ると失敗する。まず自分でテストしないといけない。自分のPCでは動くのに人に渡したらバグる、みたいなことはよく起きるのだ。一旦クラウドにアップロードして、再びダウンロードして、別の場所に貼り付けて動作を確認する。前回はここでNGが見つかった。今回は無事作動。でもテストを繰り返して見ると、問題発見。全国47都道府県のデータが取れて、それを抽出整理できることがミソなのだけど、抽出できない県がある。追加したタグが足りなかったのだ。まあ「全国」というタグに対して「ローカル」というタグを追加したのだけど、もう一階層、「ブロック」というタグが必要だったわけだ。配る前に気付けてよかった。配ってからだと格好が悪い。テストは大切なのだ。落ち着いて工程を戻って、またopusと一緒に修正。勝手が分かっているので、こういう修正も15分くらいでできてしまうのだ。結局、マニュアルの修正も行って、昼食前には、担当デスクに渡すことができた。あとは試してみてね、ということ。

なか卯まで歩いて親子丼を食べて戻ってきたら、問題が起きていた。デスクのPCでは問題なく作動するのに、女性スタッフたちのPCだとうまく動かない。アプリのせいではなくて、どうも2〜3ヶ月前から彼女らのPCではブラウザー、edgeでその業務をやろうとするとエラーが出るらしい。Chromeなら大丈夫ということ。なんじゃそりゃ?
でも喜んでプログラムを入れたスタッフのPCでエラーが出ている状態は悔しいぞ。ということで、すぐに対策。我が社のPCはブラウザーは基本edgeが既定になっているけど、Chromeの使用は全く問題ない。なので立ち上がるブラウザーをedgeにしてあった仕様を、ChromeがあればChrome、なければedge、と変えてしまう。Chrome用の別バージョンを増やすと後で管理が難しくなる。ここまでくれば意地だ。opusに方針を伝えて賛同を得たので、そのバージョンでアプリを改造。そしてビルド。テスト。問題なし。再配布!
「もう直ったんですか!」と驚くスタッフの女性たちのPCにアプリを入れて、一人ずつ動作確認。完璧!(笑)昨日のミーティングで軽く口にした要望が、翌日に自分たちのPCに実装されていることに驚いていたし、とても感謝された。喜んでもらえると素直に嬉しい。まあ承認欲求も満たされたかな?(笑)
何のために仕事をするのか?ということがこの日記の中で話題になっているけど、まあ仕事するなら、人に喜んでもらえる仕事をしたいもの。
つまらなくて、やる意義や意味を見出せない仕事はしたくないかな。元のデイレクター業は、辛くて厳しい部分も多かったけど、面白さ、刺激、やりがいに満ち溢れた、日々未知の世界への冒険みたいな仕事だったので、何のために?とか考えたこともなかったかも。デスクとか管理職になってからは、雑務も増えたけど、やはり常にディレクター的問題意識を持って、仕事や職場を変えてきた。そう、私は仕事を通じて、いや仕事だけでなく、世の中を変えたいのだと思う。良い方向に。
技術の発展や環境の変化で社会は常に変わり続けていく。それに合わせて仕事や社会のルールや仕組みは常に変えていかないといけない。現状維持、不変でいいようなものは何一つないと思っている。万物は流転していくのだ。それが良い方向に変わるように微力ながら仕事でもそれ以外でも力を尽くせれば、それが何よりだ。今の仕事で組織に何を残せたかは分からないが、少なくとも私がこの3年で変えたことは確かにある。そしてそれを全国の担当者に見せたことで、きっと種も撒けていると思いたい。そして、そんな私の生き方を見て、自分の子どもたちもそういう大人になって社会を良い方向に変えてくれたらうれしい。
ちなみに私は、色々あっても「現代の社会」の状況は、過去最良だと思っている。昔はよかった、なんて微塵も思っていない。ちょっと時代を遡るだけで、日本だってクソみたいな社会だった。パワハラとかセクハラとか過労死とかいう言葉がない時代、そういうもので満ち溢れていたわけだし、私が子どもの時だって、まだ中学校では男子は技術、女子は家庭科、と性別で科目が決められていた。今考えると信じ難いが、この仕組みが完全に撤廃されたのはほんの最近、1993年のことだ。家族を食わせるために、東北地方の農村の女の子が数万人も「売られて」いたのは、大昔ではなく昭和の話だ。そういう地獄みたいなクソみたいな時代に比べれば、現在の方がずっと良いことは間違いない。イランで戦争が始まっても「うちの息子に召集令状が来るのでは?」という心配をしなくて良いわけだし。そういう歴史を理解した上で、今の社会をもっと良い方向に変えていくように、日々考えて努力していくのが大人の責務じゃないかと思う。
ちょっと年寄りくさい長文になってしまったけど、歳なので仕方ない。思ったことなので日記に書いておこう。(笑)夏休み、色々考えた年でした。

夕食、今日は男子で考えて何か作って食べるように命じておいたら、長男が起きて作っていた。もう大丈夫なのかな?結構おいしくできていた。




