
新居4日め。
1日子どもと家にいるのが苦痛なワタクシ。午前中は外にでたい。ってことで自転車でウキッコと夫の職場に顔だし。今日もやや不安気味なウキッコは、いまからどこへ行くのか。それはどれくらい遠いのか、執拗に聞いてくる。道を覚えるのが得意なので、今まで住んでいた場所はだいたい知った気でいたのだろう。いつもと違う場所が苦手なのに、いつもと同じ場所がひとつもない。外見は違えど家具は同じ家の中が一番安心するのは解る。解るけれどもう速攻慣れて王様として君臨されるのは母ちゃんキツいのよ。
もともとメンタル弱まると感覚過敏になりがちなウキッコ。一番でるのは袖の長さ。Tシャツでも手首あたりまであるのが安心らしく引っ張る。(引っ越しを機にまた出てきたけど仕草だけで特に口頭では言わず)。いまはそれより暑さとか不快感に敏感で都度癇癪がでる。
今日は大好物なカレーパンの中身がトロッと系だったのがイヤだったらしく、でもパンの部分はもちっとしていて好みだったから、このカレー部分だけどうにか取ってくれ!っていう訴え。こういうことがあるたび、淡々と「そういうこともある」と諭すのだけど、わたしもわたしでいま余裕があるわけではないので癇癪に心の中で中指をたてている。そう、我が子だろうが知らんがな。訂正すると我が子にたいしてではなく、うまくいかないすべてのこと(自分含む)にだけども。
忘れてはならないのは、ウキッコは四六時中癇癪男児なわけではない。一生続くわけではない。それは子ども皆そうなのかもしれないけれど、1日何度も癇癪を起されるとなぜか今までもそしてこれからも永遠この癇癪と付き合わなければならないと錯覚してしまう。長くて1ヶ月、大体環境の変化、または体調不良などで1週間という期間限定だというのに、自分ももとはといえば癇癪人間(暑いってだけで家族に怒鳴り散らしてしまうような)だったからなのだろう、目の前で自分が起こせるなら起こしたい癇癪をやってのけられると、そりゃ、苛つくわけで。
それでも毅然と、淡々と、やる。今日は。
ウキッコもキレイにパンだけになったものをGETできたらすぐに機嫌はよくなる。「そういうこともある」ってのが伝わっているかは謎だけれど。
なるべく機嫌よくいてもらいたかったのは今日は一時保育の面談日だったからだ。今まで通った保育園とさよならして、親と先生は涙涙の別れをして、ウキッコもなんとなく解っているようだった。だけど、その後は?今日の保育園はこれからずっと通うわけではない一時保育先。それでも健康診断と面談が必要で、健康診断のときもウキッコの頭はハテナマークだらけだった。先生や看護師さんが良い人で褒め散らかされてなんとなく気分がよくなって終わったけれど、さて今回は。
着いた場所が明らかに保育園!で、逆に安心したようすだった。保育園という場所=楽しい場所と思えているからかもしれない。面談はベテラン先生と超GAL先生で、なんだか好感をもてた。外見では古い歴史ある保育園って感じだったけれど園内は明るくキレイだったのも安心できた。
用意された3冊の本をTHEいい子ちゃんです!で静かに読んで待っていたウキッコ。ほんとに、空気を読むやつで、病院やこういう場所ではめちゃくちゃ聞き分けのいい子なのも自分と同じ過ぎて笑える。終わって安心したから自転車で寝るかと思いきや、なかなか寝ず、昨日も行った公園の中を自転車で走り回った。
途中、道あっているっけ?となると「右におやまがあるからこっちだよ」と言われた。そう昨日そのお山を見て絵本にでてくるお山に似てるねぇと話したのだった。わたしが解らない道をウキッコの方が知っているということにわたしも感動したし、ウキッコが得意そうだった。
どうしても導こうと思いがちだけれど、ウキッコに教えてもらうことはたくさんある。きっとこれからどんどん誰かの力になることが自分の力になる機会が増えていくはずだ。家族の中でもウキッコの役割をもっと考えなくてはと思った。なぜかさいきん「ブラボー!」が口癖のわたし。ウキッコが気に入ったようで、いつものたいこまんのきめポーズをした際に「ブラボ―!って言って!」とまで言われた。癇癪は仕方ないけれど、これからは途中であきらめず最後まで何かをやり遂げたときにこそ盛大なbravo!を送りたい。




