妻が旅行中なので子どもたちの弁当を私が準備。と言っても、妻が作っていたおかずが色々あるので基本詰めるだけ。私は卵焼きを焼いただけ。緑がないけどまあいいか。我が家の子どもは、弁当や食事の献立に不満や文句は一切言わないので、まあこれで勘弁してもらおう。

祝日が挟まる今週、私の部署は関係団体の全国大会的なものがあるため、通常業務は休止。月曜日の定例会議以外はスケジュールがないので、ここで有給を消化した方がいい感じ。今日にしても仕事は在宅で十分なのだけど、年末調整というものがあり、ほとんどそのために出勤。やり方は最近変わってきて、Web入力でだいたい済むのだけど、最後に作成された書類やラベルを印刷して、証明書類を貼り付けて封筒で送らないといけない。業務PCは最近は会社以外でプリントができない設定になっている。まあもちろん私用アドレスにメールで送るとかすれば、印刷は可能ではあるけど、そういうことはあまりしない方が安全。

ということで出勤して、会議に出て、年末調整の書類を印刷して発送。そしてせっかく出勤したので、土曜日に休日出勤して募集データの整理業務をしたグループにインタビュー。

「去年までに比べて、ざっくりと作業の手間は何割くらい減った?」とベテラン女性スタッフの方に聞いたら、「そういう比較ができないくらい楽になりました!」と笑って答えてくれた。それは良かった。提案の甲斐があった。

同期の管理職に聞いたら、土曜日のうちに整理が終わり、データの切り分けと全国への配布が完了したということ。そう言えば、土曜日に私にも担当分が来ていた。去年までは土日作業しても全国へのデータ配布は週明け遅くになっていたそうな。私程度の人間のちょっとしたアドバイスでここまで効率化、合理化ができるのだから、組織全体で課題を洗い出せば、もっと膨大な効率化ができそう。本当は本部の総務とか、AI事務局がもっとイニシアチブを取らないといけないのだけど。現場で実績を積みつつ、組織全体への働きかけもしていかないといけない。

でも、このAI状況にも関わらず、なぜ周囲のレスポンスや感度がこれほど低いのか?というのが疑問というか謎なんだけど、結局、このAIというものへの理解が届いていない人が多いのかな?もちろん自分の理解が完璧だとか過信はしていない。でもこの半年、かなり深掘りしたつもり。誤解を恐れずに言うと、現在のAIというのはもはや「魔法」に近い。魔法が誰もが持っているスマホに入っていて、誰でも使おうと思えば使える、魔法が民主化されている「魔法文明時代」みたいなことになっている。

これまでだって世界を変えるような技術は様々発明されてきた。内燃機関とか飛行機とかコンピューターとか全自動洗濯機とか。でもそういうものは、全て頭の良い人間が物の仕組みを理解して積み上げて作ってきたものだ。私たちは誰かの発明に乗って、スイッチ一つで洗濯ができる快適さに乗っている。全自動洗濯機だって魔法みたいな道具だけど、これは私は使えるけど作れない。エクセルの表計算とかだって、昔から考えたら魔法みたいなものだけど、これだって使えてもエクセルは私には作れない。そしてエクセル使うには、関数とかマクロとかある程度、勉強も必要だ。それがこれまでの人間が作ってきた「道具」というものだ。誰かが仕組みや構造を考えて作られてきた。

AIがそれと決定的に異なるのは、その仕組みや構造、設計を考えるところをすっ飛ばせてしまうところだ。これは一度でもpythonプログラムを自分で作ってみないと理解できないのかもしれない。とにかく私のようにコンピュータの仕組みもプログラミング言語も全く理解していない人間が、AIを使えば、実際に業務で使えて大幅な効率化が実現できるプログラムを作れてしまうのだ。原理や仕組み、構造を理解していなくても、何かが創造できてしまう、という現実はもう「魔法」と言って良いだろう。ただこれがパラダイスなのか、ディストピアなのかはまだ分からない。

「葬送のフリーレン」という漫画は、かつて魔族しか使えなかった魔法を、伝説の大魔法使いフランメが魔法の秘密を解き明かし、人間も魔法が使える時代になった世界の物語だ。この世界観は現代のAI社会に少し似ている。ちなみにフリーレンの世界は、魔法の発展でその戦禍などが大きくなり過ぎたことを憂う勢力が、魔法の封印を目指して大魔法使いゼーリエの暗殺を企てる、という状況。

現実世界では、個人情報の流出の続出とか、AI世界のディストピア要素が現在色濃く露見している状況。でも結局、この魔法が世界を良くするのか、悪くするのかは人間次第だと思う。生まれてしまった技術は、消えることはないし、封印もできない。正しく使うことを目指すしかない。そしてそのためには理解が必要だ。

とにかくAIは単なる便利な質問回答マシンでもないし、会議の要約生成マシンでもないし、文書やポップの作成代行マシンでもないし、経営者の経理エージェントでもないし、プログラムやゲームのコーディングマシンでもない。それらのことは全部できるけど、それが本質、というか正体ではないように感じる。ついに具現化してしまった「魔法」だと思った方がいいと思う。

と言いつつ現実に仕事も。(笑)私に配分された募集の審査。一人50人分、と聞いていたが、管理職の私には150人分!一人約400字のリポートを読んで5段階評価。明日から休むことにしたので、今日片付ける決心。3時間ほど全集中。疲れた。終わって帰ろうとしたら雨。傘も持ってないし、朝、暖かったので半袖で出勤してしまったけど寒い。濡れて急いで帰って男子の夕食。手抜きの焼きそばだ。(笑)