アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。

 



「海外ドラマ見過ぎてこんなにドラマ仕立てな人間になってしまったんかなあ」ほしばあさみ



 

どうやら風邪をひいてしまったみたい。でもやることがたまっていくばっかりなので、休んでばかりはいられない。昨日の分をとりもど取り戻さんばかりに朝からカタカタと作業を進める。ちいさい頃はよく実家のリビングのとっ散らかったテーブルの上で勉強(というかただの宿題)をしていた。起きてから寝るまでずっとテレビがついている家だったので、それが当たり前だと思っていて、そういう環境でしか勉強していなかったので、いまのわたしも少しうるさいくらいの環境のほうが集中できできたりする。だからなんだという話なんだけれど、家で作業をするときはたいてい何か映像を流している。いまは海外ドラマの『グレイズ・アナトミー』をシーズン1から見返している途中。ちょうどシーズン8なので、まだ折り返してもいないけど。画面のなかでリチャードが「おまえの夫だ!」と叫んでいる。海外ドラマの中では登場人物がだいたい声をはりあげて言い合っていて、笑ったり泣きさけんだりと忙しい。こういうドラマを見過ぎたせいで、わたしはこんなドラマ仕立てな人間に仕上がってしまったのか?笑 京都へ古本をディグリに行っていた迎が帰ってきたのでこの話をすると、「いや、あれはドラマやからやで?」と笑って諭された。いや、そんなこと言われなくてもわかってる。

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エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。