アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。
「水曜の午前だもんねえ、ねえ、水曜の午前だもんねえ。」病院で見かけた患者さん
先週受けた検査の結果をききに病院にやってきたのだが、かれこれ1時間近く待合室にいる。今日に限って本を持ってきていない。受付のスタッフのひとと患者さんが話しているのを聞いていると、今日はいつもに比べて混んでいるらしい。「水曜の午前だもんねえ、ねえ、水曜の午前だもんねえ。」とくり返している患者さんがいて、その言い方がなんともやさしくて、心がやわらいだ。
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エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。




