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    島縞

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    芽吹く力と給食のレシピ

    昨日の娘が言うことにゃ、「学校は暇つぶしなんだよ!行こうかな。やることないんだよね」。支援クラスの教室には、身体を動かせるところもあって、そこに行きたいんだと言う。「献立表は捨てた?」「データでとってますとも!」娘のイレギュラーに、母は如何様にも対応してみせる。みんなとは絶対会いたくないとも言う。
    それでも。
    身体の中にずっと溜め込んでたパワーみたいのが湧き上がってきているのを感じるんだよな。

    給食を学校で食べるのはハードルが高くても、給食風ならおうちで食べられる。
    YouTubeで娘がチェックしてる、あおいさんのレシピを拝借して今晩はミネストローネ。いつもの量の1.5倍。わが家では、甘さとコロコロしっかり食感担当のコーンと豆は必須。
    30分以上コトコト煮込んで、トマトの酸味をとばす。なんて書いているけれど、いつも適当にコトコトしていた。長く煮込んだらどうなるっていう事まで動画で教えてくれる。

    ずっと料理はレシピ通りでいいって思っていたけれど、知ることで変わる感覚や視点もある。今日は、ちょくちょく味見をして違いを感じてみた。
    自分で感じることの大切さに気づかせてもらった。
    ありがとう、あおいさん。ありがとう、娘のきまぐれ。

    毎回スープはそれぞれおかわりをする。2時間が経ち、まさかの3杯目を所望された。すごい量だから冷凍保存しておこうかな、なんて考えてたけれどいつもの如く翌日にはなくなりそうだ。

    しかし、野菜のクタクタしたのってどうして次から次におなかに入ってこようとするのか。
    野菜たっぷりスープもそうだけれど、お鍋は毎度食べすぎてしまう。食べてしまったあとで、胃がパンパンではち切れそうになっていることに気づくんだ。今日も苦しかった。先日の鍋のあとの、2時間動けなかったあの惨劇は二度と繰り返さない、はずだ。
    スープには、数日前にわが家にやってきたあの春キャベツがたんまりと入れられてて、もれなくおなかの中にもたんまりと収まった。

    明日の給食は手作りチキンカツと赤飯。「手作り」ってわざわざ書いているのが気になる。

    書き手

    ひらのあすみ

    ひらのあすみ

    長崎県五島市/43歳

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