お籠り支度はぬかりなく。
とてつもなく寒い1日。 明日はこちらにも雪がやってくるらしい。 惰眠をむさぼる娘のところへ、容赦なく母からの電話が鳴る。...

島縞
シマシマ
2026年3月25日
emiさん、ぜひ『幸福な食卓』読んでみられてください。
読書会でも皆さんおっしゃってましたが、瀬尾さんの文章はスルスルと入ってあっという間に消化してしまう、と。
このお話も、度々悲しい試練が起こりますが、重いだけではなくてところどころくすっと笑えたりして、天候の変わりやすいこの季節によいやもしれません。
おっしゃるとおり、元先生なので学校内の描写がやけにリアルです。娘さんたち、学生のうちに瀬尾さんの文章を読めるっていいな。
昨日は山桜咲いた!って喜んでたのに、昨晩からの雨が冷たすぎて寒すぎて、昨日気合い入れて押し入れになおしたストーブにあたりたい。
お風呂も久しぶりに入りたくないなあと思いながら服を脱ぐ。もう着ないかもな、とこれまたしまいそうになったパジャマに袖を通した。
夕方には雨も上がるといっていたとおり、お風呂の頃には晴れ間も出てきて今の空は青の面積が広いけれど、風はより一層激しく吹いている。家の前にある畑の麦が斜め45度で一生懸命大地にしがみついている。
でもでも、そんな寒い日のおともである猫がとうとうわが家、もとい実家にやってきた。そしてやってきたと言っても、妹宅の3年前まで実家に住んでいた猫である。妹は柴のおばあさんのお世話で精一杯なのだと。遊びに来るたびにたいそう猫を愛でる姪っ子に、そんなに可愛いなら実家でかわいがっておくれ、と。
かごも、トイレも、猫砂も、ごはんも、器も、なんでも揃っているから、それをほぼ車に詰め込んだ。今日から春休みの甥っ子も一緒。
車の中では終始鳴き通しで、実家についてからもかごから出ようとしない。なんとか出してあげたらほふく前進で安心できそうな場所を探していた。10分もしないうちに、知った顔ぶれしかいないことに安心したのか、ごはんに口をつけたり、娘の部屋を探索したりして、今はようやっとこたつテーブルの下でくつろいでいる。
娘は甥っ子と遊ぶことなく、そんな猫に夢中だ。
今日からまた甥っ子と同じ部屋で寝る予定だったのに、今日からもうずっとひとりで、猫と一緒に寝ると言う。
昨日までは、夕食後にはひとり時間を満喫していた娘だったけれど、今日は私に猫が落ち着くのを共に見守ってほしいのだそう。
私の人生の半分以上に、猫との暮らしがあった。またそんな生活が復活し、娘はいよいよ人間以外の哺乳類との初めての暮らしが始まる。
そういえば、毛量が多い娘の髪をまとめるのに、一昨日から椿油を使っている。のに、3日目にして私はまた失念。寒くておなかが空いて、どうしてもあったかいカレーが早く食べたかったから仕方ない。
娘が部屋においでと再三誘いにくる。「今なら猫の寝顔を無料で撮れますよ」の営業文句を携えて。
着る毛布も太刀打ちできない。ストーブに入ったままの灯油、次の冬に持ち越すことなく、今日のこの寒さに使うことに決めた。