wisteria in full bloom
ソレと一緒に図書館まで歩いた帰り道、見事な藤が道路に覆い被さるように咲いていた。いつも通る道とは反対側だから気が付かなか...

Sophy's philosophy
ソフィーズフィロソフィ
2026年4月23日
レシーヘンちゃんの結婚式を読んで、思い出した。わたしたちも、おんなじ年のおんなじ日に結婚したのだった。4月23日、イタリア式にて役所で結婚セレモニーをした。イタリアに居たので日本のレシーヘンちゃんの式には参列できなかったのだけど、この写真は覚えてる。(とこちゃんが見つけられなかったー、どこにいるのかな?)
イタリアはカトリック教徒がほとんどなので、結婚のセレモニーは教会式の場合が多い。そしてもうひとつ、役所式(シビル)がある。役所でレジスターしてもらうための簡素な式をするのだ。夫は産まれたときに洗礼を受けているので、教会でも挙げられるのだけれど、わたしたちは役所式を選んだ。こじんまりと行いたかった。
教会式は、一生に一度しか挙げられないので(離婚はカトリックでは認知されないらしい)、再婚の場合には役所式を取ることになるそうだ。夫はよく「僕はまだ教会式してないから次は教会で挙げれる」と子憎たらしいことを言うが、わたしは聞かれたら仏教徒だと答えるし、教会で挙げる夢とか全くない。ので、あははと笑う。
わたしたちの役所式っていうのは、市長さんたち役所の人と、結婚するわたしたち、そして義父母と証人になってくれた夫の親友パオロと彼のパートナーであるキアラの6人だけで行った。わたしの両親や家族は、イタリアまで来なかった笑。なぜだか覚えてないけど、結婚式をそんなに大きなイベントとしては捉えなかったからかな。当時持っていたKate Spadeの白と赤いツイードのワンピースを着て行ったら、雨上がりで足元が寒かった。わたしたちの4月23日も、朝降っていた雨が上がったのよ。式のあと6人で山のレストランに食事に行った。いま考えても、あれで十分だった。
役所式では、イタリア式の結婚証明書に宣誓して署名をした。そのときに、証人のパオロが書類に書いてあることを英語で訳しながら話してくれた。実はその翻訳は、事前にわたしがイタリア語の文章をもらってイチから英語に直したものだった。いま思い出すとどうやってやったんだろう。まだまだ全然使えないレベルのGoogle翻訳にかけたような記憶はある。だから、英語でも意味がぐちゃぐちゃで、パオロが自力で追加翻訳しながらなんとか話してくれた気もする。
いまなら、書類をアップロードしたらものの数秒で、英語だけならぬ日本語にも、さらには要約までしてくれる。そして「この点についてもっと知りたい?」とかまでつぶさに言ってくれるんだろな。すごい世になったもんだ。この書類というのは、つまりは「契約書」なわけで、結婚における財産分与やら小難しく、ほんとに契約内容が書かれていたのは覚えている。元銀行で働いていた感覚値から、これは理解しとかないとマズイコトになりそう、という予感はあったんだけど、結局は内容を正しく把握することもなくサインしたんだったわ。
いまでも、婚姻証明書をもらうとその契約書の内容が一部書かれていたりする。ただ、イタリアのしきたりというか、法律を分かってないので、結局はそれがいざというときに何を意味するのかはいまだに分かってない。コンテクスト不在なんだな。いざというとき、と書いてみて、それはないかな、と思った自分をここに残しておこう。あはは
すっかり忘れていた結婚記念日。日記を読んで思い出せたのがうれしいこと。ここまでよく続けてきました。これからも修行ですな。
セレモニーの写真が見つからないので、お誕生日にソフィが選んで義父母がプレゼントしてくれたお花。カラフルでかわいい。


イタリア・ベルガモ/46歳