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    ウキ

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    今日、子どもが9ピースのパズルを初めてひとりで完成させた。

     

    買ったのはいつだったっけ。うちの子パズル好きそうだな~と動物の1.5歳向けを買ってみた。そのときすでに1.5歳は過ぎていた気がする。3歳向けもあってそっちを買おうとしたら珍しく夫に止められた。帰宅してびっくり、まったくもって、全然できなかった。まあ当たり前なんだろうけれど、そのときすでに動物の磁石をマグネットシートに貼る、みたいな遊びはしていて上下左右の向きを間違えることもなかったから、たった9ピースなんて楽勝だろと思っていた。

    0歳のときこそ、持てた!からの挿せた!まで何か月もかかるので、一挙一動感動していたけれど1歳すぎると成長のスピードが速すぎて1つ1つに感動しているヒマがない。そのまま慣れってこわくって、つい大人が見てる世界と同じだと思い込んでしまう。ウキッコは手先が器用な方なのか、ブロックもすぐできるようになった。からこそパズルをやっている姿をみると「へえ!こんなにもわからないものなのか!」と視点がもどって面白い。たしかに1ピースをまじまじと見るナンダコレってとむずかしい。最後の1ピースになったときすら、なかなかうまくはめられなかったりすると、本当に見えている世界が違うんだなあと思う(日常にももっとその視点をもたなくては、と)。

    ある時、母がうちに遊びに来てくれてウキッコのパズルにつきあってくれた。これも個性なのか、子どもとはそういうものなのか、過程をのんびり楽しむというよりは早くゴールすることを目的としているので、その時も少しでもうまくいかないとイライラしたり、やって!と怒ったり、はめたピースの横のピースが勢いで外れてしまったときなんかは怒って全部ぐちゃぐちゃにしたりしていた。

    わたしが「たぶんわたしと同じでこういう型にハマった遊び、あんまりなんじゃないかなあ。自分で世界観広げられるブロックとかの方が同じ感じになったとしても楽しめると思うんだよね」というと母は「でもあんたはパズルだいすきだったよねー」と言ってびっくりした。そんな思い出まったくないし、むしろ苦手だと認識していたから。ぬりえとかパズルとか、いちおうこの型にはめてください、みたいなやつは昔からむしゃくしゃしてくる。立体とかはもっと苦手なので、なんとなく「パズル」という理系っぽいワードの時点で拒絶反応だし。

    子どもはさいきんになってパズル熱が増してきたのか、3日に1回だったのか2日に1回になり、毎日やるようになっていた。「ぱうる」と言えるようにもなって、お風呂はいった後の絵本と絵本の合間にやる。だんだん上手になっていき、あるときどこで仕入れたのか「パンダのおしり♪」「くまさんのおしり♪」と端から埋めていくやり方も見出していた。端からやること自体はなんとなく伝えていたけれど、ウキッコなりの順番があったり、ピースとピースの境目にある“おしり”とか“しっぽ”がポイントだというのは夫にも聞いたけれど誰も教えていない。

     

    そんなんとき、このあいだ行ったトーマスタウンで32ピースの景品のパズルをGETした。さすがに周りをかためるのは親のターンとなったのだけれど、たった32ピースなのに面白っ!幼少期やりまくっていたのは本当かもと脳みその扉がひらいた気がした。子どもは絵柄が多い中心部分、特にトビーを自分の担当だと決めていてパズルを広げたときから見つけて手にしている。そんな共同作業タイムのおかげで一番たのしい家の中の遊びはパズル!いわゆるただのパズルはどうやっても2Dなのとピタッとハマってゴールがあるのが成功報酬で脳汁でるわたしには良い。ウキッコはというとデュプロはマイワールドとして自由に楽しんでいるけれど、ニューブロックはひたすら平面で線路をつくっている。昨日だったか、そのひたすら平面の中にたまに棒を挿したりするので、平面の1つを起き上がらせれば立体になるんだよってことを伝えたくて実際やってみせたら怒るっていうか地面に突っ伏して悲しんでいた。

    「本当にごめんなさい」と伝えたんだけど、その場にいた夫もめずらしく「いまのはダメだよ….」と言っていた。

    今日またひたすら平面を作っていて、そのあととても嬉しそうな顔をしてお気に入りの成田エクスプレスを走らせていた。子どもにとってコレは線路なのだ。いや線路じゃないのかもだけれど、とにかく平面でいいのだ。ついわたしが立方体をつくったときに興味をしめしていたからやってしまったけれど、昨日の手出しはまじでダメなやつだった。というか今ここまで書いたこと全部が思い込みだったり偏見だったりでイヤになる。

    かつて子どもだったわたしは大人のそういうのが全部だいきらいだったというのに。ホント余計なお世話はせめて口までにしたい。手をだしたら絶対ダメだ。できるのは、好きを伸ばせる環境を整えることのみ。どの方面に“好き”が広がるかは見守ってのお楽しみなのだ。

    まあいい訳として、横で読書させてもらえたりしたらわたしも余計な手出ししなくてもいいんだけどサ、がっつり横で見ていて!とか、一緒にやるの!て言われているけれどノータッチで子どもの遊びに参加するって激ムズではありませんか?仕方なく今日はずーっと実況係に徹していたところ、とっても面白いウキッコワールドが見れた。なるほど、実況でいっか~

     

    はじめて絵本の読み聞かせをする場面に遭遇、しかも指人形に笑

    子どもが選んだ絵本は商店内でもワールドワイドに愛されている『おちゃのじかんにきたトラ』。

    さいきんは全く読んでいなかったから、なぜそのチョイス?とまた面白い。

     

    書き手

    migiwa

    migiwa

    埼玉県さいたま市/36歳

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