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    悩みのタネに水をまく

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    ナヤミノタネニミズヲマク

    あそびの生まれる場所

    図書館にいく。夏休み期間中にスランプラリーをやっていて、ざっくりいうと来館ごとに1ポイントもらえて、7ポイントごとにちょっとしたプレゼントをもらえるというイベントだった。

    今日で7ポイント貯まって、夏休み終了間際になんとか到達することができた。司書の方が奥からプレゼント群をもってきてくれる。ハンカチや収納袋など実用的なものもあれば、手作りのアイテムもあった。ちょっと悩んで、カラフルな芋虫の紙細工をもらうこととした。選んでから教えてもらったのだけど、下の葉っぱの枝をひっぱると芋虫がしゃくとるギミック付きでかなり愉快なヤツだった。

    去年はたしかボールペンかなんかをもらっていた気がするけど、今年はなんか面白そうだなという精神が勝ってこいつを選んだ。最近はよくわからないものにとびこめる余力がある気がする。もちろんお店を営むなかで、子どもと触れる機会が増えた環境的なところもある。さまざまな要因がからみあっている。

    家に帰って、とある本の存在を思い出して、本棚からとって再読したりする。自分の目指す「場作り」には「遊び」というのが大事になってくるのかもしれない。

    必要なのは、「一緒につくる」こと。そうすれば、結果がうまくいかなくても、そこには、信頼が生まれている。その信頼は次の「何かしてみよう」という気持ち、すなわち「遊び」を生み出す。「何かあったら困るので」は「何かあっても、大丈夫」に変わる。

    あそびの生まれる場所/西川正

    書き手

    ぐっさん

    ぐっさん

    東京都墨田区/33歳

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