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    Sophy's philosophy

    Sophy's philosophy
    ソフィーズフィロソフィ

    the same her, everywhere

    今朝は歯のクリーニングに行った。イタリアではコロナ禍に初めて行ったことがあるけど、そのあとは日本の歯医者さんでやってもらっていた。そろそろ前よりイタリア語も理解できるようになってきたし試しても良いかなと思い、ソフィの顎を拡げるプロジェクトを診てくれてる先生に聞いたら、彼女は歯科矯正専門医で、日本で言う歯科衛生士がクリーニングをしてくれるらしい。ということで予約を取っていた。

    受付のお姉さんも朝イチでまだ疲れてないからか、とびきりの笑顔で優しかったし、歯科衛生士の彼もとても親切だった。20分くらいでクリーニングが終わり、日本と比べたらちょっぱやだったけど、磨き上げはきれいだった。

    初めに磨き残しをチェックする赤い着色をする手順はなく、いきなり機械でウィーーンとガリガリしだしたのにはびっくりしたけど、せっかちなイタリア人にはそれくらいで丁度良いのかも。最後にフッ素の味はイチゴかミントどっちがいい?と選ばせてくれた。いちごにした。それをマウスピースで3分カチっと噛み合わせて馴染ませて、すすいで終了。30分くらいは何も食べないでね、と日本では言われた気もしたが、こちらでは何の喚起もなくてそれもフリーな感じだ。

    虫歯もないしきれいに磨けてるから、次は一年後で大丈夫よ!とお墨付きをもらった。彼は「いつか日本に行ってみたいんだけど、仕事があるしあんまり長くいけないんだよね。フライトは何時間?」などと日本についても話してくれた。場合によってはまだまだ差別っぽくされるときもあれば、こうして興味を示してくれるときもある。だいたい話してみると、イタリア人は日本に好意的でありがたい。

    さて、11時には学校の先生とgoogle meet でフォローアップ面談。先生から言われたことは、わたし自身がソフィと接していてイラッとしてることとほぼ相似形だった。つまり、態度が良くない、まあ平たく言えば「なめてますね」というか。それは、わたしに対してだけではなく、先生に対しても同じだったのだと、今更に気づいたのだった。良く捉えようとするなら、彼女は彼女のまま、家でも学校でも過ごしているということ。先生の前だけはネコ被っとくか、をしてないのは直球でわたしは好きだとは思う。ただ、それが過ぎて、先生や、はたまたお友達を怒らせてしまっては、やはり今後苦労しちゃうな、と思うのであった。

    先生の話を聞いて夫は「自分に似ています。僕も高校3年生までずっとそんなこと言われていました。」と正直に白状していた。イタリアの高校は5年生まである。ということは、最後2年は気を入れ替えたのか⁈と、そこが妙に気になった。大人になったのか、何かほんとに痛い目にあったのか。いつか聞いてみよ。

    あとは、先生が「体調が悪い生徒が居たときに、その子のことをからかうような発言があった」と言ってたエピソードがわたしは1番嫌だった。たぶんソフィは悪気もなくそれをやってしまっている。わたしに対してもやるからだ。この点は、夫の嫌なところと相似形。ほんとに悲しくなる。ふたりとも、なぜそれをしたらいけないか、そのあとどうなるか、という想像ができない。これはASDの特性だとわたしは思ってる。診断してもらったわけではないけれど。

    自分が同じことをされたら、どう思う?と聞けば「やだ」と返すし、うれしい?と聞けば「うれしくない」と返す。ゆっくり考えたらわかるのだけど、衝動でいつもと違うシーンに反応しちゃうんだろう。わたしは同じような場面で、相手を積極的に助けたりはできないけど、からかったりは絶対にしない。だから本当に難しい特性のふたりを家族に持っている。

    先生は最後に「とても強い気質を持ってる子です。いま成長してるときですからね。」と言っていた。このまま変わらず成長して思春期を迎えると、どこかでほんとに辛い思いをしちゃいそうだ。真っ直ぐなのは◎だけれど、その裏側にある危うさというのをまざまざと感じてしまった日だった。

    PSさん、どうぞゆっくり休養して早く良くなりますように。電車を降りてタクシーで自宅に帰るところは、読んでいて胸が苦しくなりました。重篤において比較にならないけれど、生理痛がかなり酷くて途中の駅で降りて休んでトイレで吐いて、タクシーで這々の体で家まで帰ったことが何度かあり、思い出し冷や汗がでました。健康はほんとに基盤ですね。

    書き手

    sophy

    sophy

    イタリア・ベルガモ/46歳

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