美味しくなかった唐揚げの味を一生忘れるな、あのパッサパサでしょっぱい味を常に胃から上にあげて自分を苦しめとけ
ご飯そのものと、ご飯を食べる時間を死ぬほど愛しすぎている。 そのため、食事の時間がとっても長い。味わいまく...

もしもし五島列島
モシモシゴトウレットウ
2026年5月5日

母の日の準備を一生懸命していたら、普段は全然部屋に入ってこない母が、なぜか何度も入ってくる。しかも、すごくどうでもいい予定のことを聞いてきたり、見せなくてもいいだろうっていうものを見せてきたり、「ちょっといい?」と言いながら、いいよって言う前にもう入ってきている。それが母という存在である。
しかもこっちは母の日の準備をしているんだから、どうしても見られたくない。必死に隠していたら、まるでただ本を読んでいる人みたいになってしまって、それにも腹が立つ。もうこの勢いのまま、怒りながらプレゼントを渡してしまおうかと思った。
でも、それは違うなと思えたから、なんとか踏みとどまった。
そう思った矢先、また入ってきた。お手紙を書こうとしたタイミングでまた入ってきたので、もうその手紙を破り捨ててしまって、プレゼントも自分のものにしようかと思うくらいには怒っていた。
けれど、ゆっくり夕ご飯を食べたら、そんなことはすっかり忘れてしまった。
喉元過ぎればなんとやら、ということわざがあるけれど、お母さんの図々しさも、喉元を過ぎればなんとかなる。そもそもその図々しさがあるからこそ、私はこんなふうにのんきにイライラしていられるのかもしれない。
だから、イライラさせてくれてありがとう、ということを母の日に伝えたい。
それを伝えても大丈夫だよ、と思わせてくれる存在でいてくれてありがとう、ということも、ちゃんと伝えなきゃいけない。
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