徹夜が長引きすぎる
徹夜をしてからこの2日間、ずっと寝てる。 「こんなに寝てばかりじゃ、徹夜の意味がない」と思い、作業を粘るも、結局、頭も体...

もしもし五島列島
モシモシゴトウレットウ
2026年5月1日

深夜、ふと目が覚めてトイレに立つ。
寝ぼけ眼のまま、習慣でついスマホを手に取ってしまうのが私の悪い癖だ。
そもそも、ベットの真横にスマホがないと寝れないのも悪い癖だ。
今ぜーーーーったいに送っちゃいけないけど、メッセージ内容を考えるだけ考えておこう。
そして、こういう時に限って、勝手にメッセージが送られてしまっている。
はああああ!
時刻は午前4時。
とてつもなくマナーも常識もないメッセージを通知オンで送りつけてしまったことに気づき、一気に血の気が引いて目が冴えてしまう。
あぁ、なんて情けないんだろう。
どうしてあの時、ちょっと粘ってしまったんだろう。画面を閉じなかったんだろう。
自分の身勝手さや常識のなさをぐるぐると考えては、暗闇の中でやり場のない後悔に押しつぶされそうになっていた。
そんな時だった。
外から「ケッケ」と、とぼけたような、でも突き抜けるほど大きな鳴き声が聞こえてきた。
アホウドリだ。毎朝変な時間にいつもいつも鳴いてて、うるせえなあ、と寝ぼけ眼で思っていた。
こんなアホみたいな時間に、あんなにアホみたいな大声で。
だけど今日の私に取っては、このアホなでかい声が「大丈夫!」に聞こえる。
まるで私の深刻な悩みなんて、どこ吹く風と言わんばかりののんきな声。
その声を聞いた瞬間、ふっと肩の力が抜けた。
そして、
「ひと鳴きくらい、なんてことないんだ」
私のしでかした失態も、アホウドリのひと鳴きと同じ。
夜が明ければまた新しい一日が始まるし、この静かな絶望も、アホウドリの声と一緒に朝の光に溶けていくはずだ。
なさけない自分も、常識のない自分も、全部ひっくるめて「生きてていいんだよ」と、あの鳥に笑い飛ばされたような気がした。
もう一度布団に入ってたくさんたくさん二度寝した。朝起きてメッセージ見返して少し後悔したけど、まあいっか。けっけ