松江①
旅程を立て始めたころ、松江の宿は翌日の移動を考えてJR松江駅前のビジホを予約していた。 「旅は一筆書き」が基本。 だとす...

山陰編
サンイン
2026年6月7日
7:30 朝風呂
実質2日目の朝。予報通り天気は曇りで涼しい。
宍道湖に掛かる橋は大渋滞。
ほぼ貸切の風呂から朝の通勤ラッシュを眺める贅沢さ。
朝ご飯は近所のローソンで調達。からあげくんを買いに行かされる。
朝ごはんはそこまでたくさん食べられないので、朝食ビュッフェは魅力的だがお値段がそうではない。
チェックアウト後、バックパックを宿に預けて松江城まで散歩。

水路沿いから県庁へ、その向かいにお堀がある。
お堀にはたくさんのアオサギがいた。
お堀沿いの木はまるでアオサギマンション状態。
愛鳥家あーぼうは「一度にこんなにたくさんのアオサギは見たことがない!」と大興奮。私もしかり。

松江神社に挨拶参りし、隣の西洋館・興雲閣は外観だけチラ見し、
本丸へ。
松江城は現存する城の一つ。
黒が凛々しいかっこいい城。

城も物産館もじっくり見過ぎてしまい
まだ午前中だと思っていたらもうお昼すぎではないか!
松江を離れる前に、「ばけばけ」で出て来た恋みくじ?占いができる八重垣神社に行きたい、とリクエストされていた。
宿近くからバス一本で行けるが、午後早めの電車に乗りたいのでお昼ごはんをお店で食べるにはかなり厳しい時間。
宿に荷物を取りに行かねばならないし…とあれこれ脳内パーツを組み立てていたら、ご当地スーパー発見!お弁当でも買って宿のロビーで食べちゃおうとなる。残念ながらご当地食材は探し出せず、ここはエネルギーと時間重視で普通の唐揚げ弁当やおにぎりなど購入。
やっぱりしじみのある日常。


うずらフライがうれしいあーぼう。

フタが欲しいけど移動中の3個パックは泣く泣く写真に納めて我慢。

喉が渇いたので即チャージ。軽めでいい味いいサイズ。
レジ前で用意されていた袋は松江市の指定ゴミ袋だった。ピンクの、赤福の包みみたいな色。
バスの時間も迫っていて、普段の早飯ぐせ大活躍。20分で食べ終えてバス停へ。

12:50 市営バス63 大橋北詰より八重垣神社行き乗車
バスに乗るとガイド本を持った女子旅グループが数組いた。やはり人気の神社なんだなあ。
松江駅を挟んで反対側の神社まで30分ほどバスに乗る。
昼ごはんを食べながら、本日の移動先でもも少し歩きたいじゃん!ということになり早めに到着できる14時台の松江発の特急に乗ることにしてオンラインで予約しといた。
バスを降りる前に電車の時間を確認し、何時に神社を出ればいいかとGoogle Mapsで検索すると…この時点で完全に間に合わないではないか‼︎
バスや電車の時間はなんとなく下調べしてあったけど「そうなんだ…」くらいでしか感じてなかった。復路のバスの時間を考えてなかった…
ここはタクシーしかない‼︎
松江城の前で見たツートンカラーのタクシーを思い出す。バスを降りて一畑タクシーに電話。
「2時に八重垣神社にタクシーをお願いします」と電話したのは13:16。
返答は「今の時間全然捕まらなくて、2時に八重垣神社は厳しいですね…」とのこと。もちろん、14:21の特急は無理ぽい。最終兵器にも見放された。
やっちまったなー!
まあ、チケットは変更できるけど
その後の電車までかなり時間が空いてしまう。
すると、降りたバスが神社の裏に回り込んでいくのを見た。
そうだ、ここは終点じゃん!
折り返しは何時だ?と時刻表を見たら13:33発とあり。15分でお参りすれば間に合う。

まずお参りしてお詫びしつつ、御朱印をお願いし、例の恋みくじ(占い)を頂く。
恋みくじはお金を乗せて池に浮かべる。
私「おトキちゃんみたいに沈まないかも…沈むとこまで見られないかも…」
あ「大丈夫じゃない?」
私「あ。10円玉がない…お賽銭で使っちゃった。100円玉でいいかな…?」
あ「えー!10円玉じゃないと‼︎」
こういうところはエラく真面目に守り従う気質の彼女。
私「あ!100円玉でもいいらしいよ‼︎10円か100円で、とそこに書いてあるよ‼︎」
早速100円玉を乗せて池に浮かべる。
文字はすぐに現れた。沈む気配はなし。

あ:待ち人くる たいせるにせよ 南と東 吉
私:神助により幸福 をつかむ 南と西 吉
じーっと見つめて待つこと数分。
お隣のシルバーご夫婦は「全然沈まないなあ、水かけたらどうだ?」「(私たちのを見て)あ、100円はすごいね!やっぱり10円じゃだめか?」と私の動画にご夫婦の心の声ががっつり記録されていく…
すると私のみくじが沈み始めるが、なかなか沈みきらない。そして、あーぼうのみくじがするっと沈んで行き、私のも沈んだ。
近くで沈めば「身近な人(早く)ご縁がある」そうだが、遠からず遅からずといったところか。どんなご縁なのだろう?
小6あーぼうは「ご縁」というものに何を思うのか?
「やっぱり100円玉のご利益はすごいなぁ」
と言われ、ご夫婦の沈みっぷりが気になったが、タイムリミットが迫っていたので「お先に失礼します!」と走りさる。
池は少し下った場所にあったので戻りは息が上がる。
御朱印帳と置かせてもらったバックパックを取りに行く私、先になんとか時間稼ぎにとバス停に走るあーぼう。
八重垣神社はこの鏡の池の縁占いだけでなく日本神話ゆかりの地でもあり夫婦円満の木など見どころもたくさんあったので、バスにいたグループはじっくり見て回るのだろうな…駅に向かう始発バスは私たちだけ。この弾丸すぎるお参り&占いにご利益があるとは思えないけど、一息ついたら2人で大笑いだった。
13:55 松江駅着
走らないですむくらいの時間に着けてよかった。
チケットレスではないのでやはり券売機にて発券するためみどりの窓口へ。
結構並んでる!わ、この列では間に合うのか?と思ったら有人窓口の列だった。
改札に行って窓口の行列の意味が分かった。信号故障のせいで特急やくもが運休らしい。払い戻しやら振替の行列だった。
特急やくもは岡山ー出雲市間の運行だから私たちの電車は遅延もなく直接影響なさそうだ。

ホームへ上がるとこれまたたくさん人がいた。自由席に並ぶ人たちだった。
14:21 JR松江駅発特急まつかぜ10号乗車。


出雲、松江と慌ただしくぶらりとしてきたけど、これにて島根県とお別れ。
30㎞30分ほどの距離を走り、山陰本線の松江駅と米子駅を境に島根県から鳥取県へ。米子まではサンライズで来た路線を戻るがその先、大山と日本海の間を東へ86㎞1時間走ると倉吉。
指定席にしておいてよかった…子連れ旅での指定席料は必要経費。
私がチケットをポチった時点では窓側の席だけが埋まっていたが満席ではなかった。
やっぱり特急なだけに全席埋まっていた。ローカル線だと倍近い時間がかかるし、全体的に本数も少ないから観光や仕事での利用は特急が人気なんだなあ、としかこの時は思わなかった。
米子から更に多くの人が乗ってきた。指定席車両の通路もいっぱい。
こんな通勤ラッシュの東海道線みたいになることもあるのか…。あまりにも通路に人がたくさんいて、2つ並びの座席部分だけ悠々している。すぐ横に人が立っているから。おやつを食べたりリクライニングするのも気まずく感じる。

でもさっきスーパーみしまやで買った有名なご当地パン、バラパンを食べちゃう。
曇っていて車内アナウンスで言っていた大山だと思われる山も天辺は見えず。Google Mapsの俯瞰図で見ても丸く見える山、大山、と書いてダイセンと読む。

倉吉まであと10分というところで不安になる。倉吉は終点ではない。
こんなに通路に人がいたら降りられないのではないか…?しかもバックパックを背負っていたら人がいなくても詰まりそうなくらいの通路なのに。すると、クールビズ姿の若いお兄さんが「次降りますか?こっちに進んで下さい」と誘導してくれた。それだけでなくその先ドアのほうまで声を掛けてくれた。
まるでモーゼ!
ありがとうございます!倉吉で無事に降りられました。
<続く>

神奈川県横浜市/50歳