「トイレの蓋には座らないでください 簡単に割れます」総務部
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...

エフェメラ!
エフェメラ!
2026年6月25日
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。
「書物を通して、人は自分の中へ帰って行く。」
フランシス・ベーコン(生活と芸術の本 言事堂)
わたしと迎の間でたまにやってるちょっとした軽めの一泊二日旅行。今回は長野・松本へ。出発の数日前に特急券を予約しようとしたら、午前中の列車はほぼ満席。「特急あずさ」のことを完全になめてた。段取りが上手くいかないことにいらいらしながら、諦めて12:22発の列車を予約した。
そしてやってきた当日。仕事が終わらずほぼ徹夜状態で朝に帰ってきた迎とともに無事に出発。やっぱり特急はいいね。いかにも旅行って感じがする。本を読んだりぼーっとしたりしている間に上諏訪駅に到着。コインロッカーに荷物を預けて散策スタート。まずは気になっていた古本屋「言事堂」に。書棚から本を取り出してページをめくっていると、スリップに印刷してある言葉が目に入ってきた。「書物を通して、人は自分の中へ帰って行く。」わたしこういうのに弱いんだよな。ゆっくり店内の本をながめた後に、気になった古い画集を購入。

そして、何年かぶりの「リビルディングセンタージャパン(リビセン)」に。ガラスや木材など、たくさんのパーツに興奮しながらも、持って帰れないよな…と購入は断念。観光スポットになっていて、平日だというのにお客さんもそこそこ多かったな。

上諏訪でどうしても行きたかったのは鳥ぱんのお店「丸平精良軒総本店」。お店の佇まいがもう完璧なんだから。諏訪湖に飛来する鴨やオシドリの浮き寝姿をモチーフにして作られているらしい。名前の通り、鳥の形をした鳥ぱんは、思わず可愛い〜って声に出ちゃう愛らしさ。お土産はこれに決まりだな。


(170)
エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。