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    かきぬまめがね@東京

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    カキヌマメガネアットトーキョー

    麻生要一郎「僕のたべもの日記」(光文社)

    14週3日

     

    明日カレンダーより一日フライングでお休みを取っているので実質連休前最後の出勤。とはいえオフィスには更に早めに休みに入っている同僚も多く、なんとなくガランとしていた。

     

    今日息子たちは習字のお稽古だったのだが、帰りに先生が作った筍ごはんを持たせてくれた。食べてみて驚く!お店の味、いやお店より美味しい!!!驚いていたら息子たちは教室で既に頂いたようで(なんてアットホームな良い教室)「それ、すごい美味しいよね」と。あまりグルメではない私と息子が一緒に飛び上がるほどの美味しさに、びっくりした。先生に御礼と驚きを伝えなくては。

    こういう手作りの美味しいものを頂くたびに私も料理上手になりたいと思うのだが、思うだけで行動しないからいつまで経っても何も変わらない。同じラインに「車の運転」もある。

     

    料理といえば。

    最近ようやく少しだけなら本を読もうかという気持ちになってきたので、ライトなものから手に取った。「1万円渡したら本屋で何買いますか」という企画をやってるYouTubeで朝井リョウの回を観たのだが、自分が既に読んでいて好きな本も色々と紹介していた。

    そこでこの本が登場し興味をそそったのだ。「料理家の方が毎日の食卓をメインに365日簡単な日記と共に記録していて、料理が美味しそうなのはもちろんなんだけど、田舎から出てきた自分にとって、その記録からものすごく"東京"を感じる一冊だった」てな感じのことを言っていて気になった。

    私も田舎の出身。朝井リョウがそう言った理由がなんとなくわかった。食材を買った店、たまに行く外食先、疲れた日にお惣菜を買った百貨店など、そういうのが固有名詞(店名)と共に出てくるから、具体的な情報としてTOKYO!って感じなんだけど、それだけじゃなくて。うまく書けないけど食卓って本当に色んなものを表すんだなと思ったのだ。なぜだろう、たしかにテーブルの上には間違いなく東京の空気が流れている。

     

    あと読み途中ながらに思ったのが、固有名詞がバンバン出てくる日記ってやっぱ好きだな、面白いなっていう。街と店を通してぐっと解像度が上がる感じ。私も今度から駅名とかお店の名前とか、今まで以上にしっかり書こうかなって思った。幅広く個人情報とか言われてる時代に反する行為かもしれないけど、線はくっきりさせたいなって。

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    書き手

    かきぬまあやの

    かきぬまあやの

    東京都目黒区/38歳

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