始まりは、一通の手紙から

​地元のスーパー、ダイキョービッグバリュー。ここはただの買い物の場ではない。地域に密着し、何より「生産者」を心から大切にしている場所だ。

ある日、一人の生産者である私(お土産品を作って委託販売しているので)の元に、周年報告の手紙が届いた。そこには、私たち生産者とお客様がいて初めて自分たちが存在できるのだという、真摯な感謝が綴られていた。

​この感動を、一刻も早く誰かに伝えたい。その一心で、自分のポッドキャストでマイクに向かって、私がどれほどこのスーパーを愛しているか、姿勢がいかに素晴らしいかを、熱を込めて語った。

​しばらくして届いた一通のお便り。

そこには「話を聞いて、感動して号泣しました」という言葉が並んでいた。

正直に言えば、少し引いてしまうほどの熱量だった。「号泣……?」と、私自身が一番驚いてしまったくらいだ。

​私が感じた「素晴らしい」という純粋な思い。それが、声になり、電波に乗り、誰かの心に届いて、激しい感情を呼び起こした。

熱烈な思いは、時に自分の想像をはるかに超えた場所まで飛んでいく。誰かの心を動かすのは、巧妙な言葉ではなく、抑えきれないほどの「熱」と日々支えてもらってる人への大きな感謝だけなのだと、教えてもらった。