近所の先生のおうちに預かってもらったソラをお迎えに行けたのが21時。先生のお家からウチまで、歩いても5分かからないくらいの距離なのに、家に帰れたのは、22時……ひさびさに途方にくれた。

逗子にもどってきた足で、そのまま車で先生のおうちまで、ソラを迎えに行き、わたしだけソラと一緒にサッと歩いて帰ってくる予定だった(レンタカーには犬を乗せれない、わたしはレンタカーを運転できないため)。

けれど、どうして、先生のお家からウチにもどる途中のある地点から、何をしてもソラが動かない。力ずくでひっぱれば、首輪がすぽっと抜けてしまう(普段はハーネスにリードだけど、サクッと帰るつもりだったので首輪にリードだった)。サクッと帰るつもりだから、散歩バッグもない(おやつで気をひくこともでいない)、スマホも持ってない(助けを呼ぶこともできない)。ソラは座り込んで、テコでも動かない。横道からウチに向かおうとしても、あることころまで行ったらガンとして動かない。詰。先生のお家の方向だけには歩く。

どれくらい時間が過ぎたかもわからず、途方にくれた。(こうゆうの久しぶり、子どもがもっと小さい頃は、永遠に帰れないと感じる時間、なんかあった気がする)真っ暗な時間に、真っ黒な喪服で、真っ黒な大きな犬と佇む人。

どうすることもできなくて、ただただソラのきもちは??と考えてた。先生のおうちでよくしてもらって本当に楽しかったというきもちが多分9割。あとは、みんなと一緒に車で帰りたかった?、みんなに「おかえりー♡」「お留守番ありがとう♡」と迎えいれてほしかった?、ぼくだってがんばったんだから!というきもちありそう。道路に座り込んで、目で下から訴えてくる。

捜索に出てきてくれたムスコの自転車が見えた時は、心から女神に見えた。ムスコが引っ張ってもやっぱり動かないので、オットを呼びにいってもらって、オットの抱っこで無事に生還。ソラと私が事故?誘拐?と、家で待っている家族の方も気が気じゃなかったという(そりゃそうだ)。長い1日の最後に、私も、ソラも、とにかくみんなおつかれ!!

通り過ぎる人々に、スマホ貸してもらってオットに連絡しようかと思ったけど、なんかさ、ソラの気の済むまで、つきあうかーみたいなきもちもあってさーできなかったなー。

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先生のおうちにお土産はうなぎパイを。まだ食べていないど「V.S.O.P.」シリーズ美味しいらしい。