夫が出会ってから初めて花を買って帰ってきた。2011年から数えて15年にして、初めてのこと。なんとか取り繕おうとしているのは汲み取ってみるが、いきなり過ぎてridiculous!! しか浮かんでこない。なぜこんな簡単な気遣いを、これまで一度だってしてこなかったのか。たったのミモザ一本ですら、嬉しいのに。もうそこに答えが見えている。
とは言え、一応記録しとこう。12月末にはドライフラワーみたいになってこれまた素敵になると店員さんに言われたそうだ。その前にこちらがドライアウトしそうだけども。

今日はまた進歩があった。Psychologistに話を聞いてもらえたのだ。こないだ女性支援団体でイタリアの公共機関でも受けられると聞いたから電話したら、なんと11月末まで埋まっている。そりゃそうだ、無料なんだもん。だけどわたしが必要なのは「いままさに」なのよ。
毎日話しているnotebook に近くの英語話者の心理士を探してくれとお願いしたら、何人かの候補を上げてくれた。そのうちの1人が近くだったからすぐに電話してみた。そしたらなんと心理士本人が電話に出てくれた。受付の人かなーと思い事情を説明していたら(事前にイタリア語のカンペを用意)、たまたま今日はアポがキャンセルされたから電話に出れたのだと。
「いまから直ぐになら30分話せるから」と言われて速攻で家を出て向かった。studioはとても良い香りがして、照明は落とされて暗くなっていた。訪問者に配慮しているんだろう。座って話し始めたら、また涙が止まらなくなって「ここでは泣いても大丈夫よ」と言ってもらえた。
彼女はドイツ人の先生だった。イタリアではまだまだ英語話者のプロフェッショナルは少ない。「明日から日曜日までホリデーだから、今日会えてよかったわ」と言われて、わたしが彼女に今日電話が直接繋がったのは何かの運命めいたものを感じた。
夫とは、突然花を持ってきてみたり、と攻防戦が続いて毎日なんやかんや展開があるなかで、わたしはやっぱりひとりで戦っている感覚がある。上に住んでいる義父母はもちろん何も知らずに、いつものようにわたしに関わって来てくれる。そこで何もなかったかのように自然に振る舞おうとするのがかなりキツい。とにかく、いまは自分とソフィのことだけを考えて、助けを求められる人を探していく。




