DAY2

Kくんは今日も早起き。既に朝散歩を終えていた。子らも起きてきた。母さんたちも起きて支度。旦那はいつも通り最後、ギリギリまで寝ている。二日酔いらしい。福井の日本酒を楽しみすぎたらしい。今回のメイン・イベント、恐竜博物館。9時からの入場券、10時からの化石発掘体験券はオンラインで各自購入済み。問題は駐車場。この駐車場についても、入場券の時間に合わせて行けば問題ないだろう、と誰もが思っていた。出発まで一週間を切ったころ、改めてホームページを見てみたら、我々の訪れる日が博物館周辺道路の交通規制日であることに気がついた。なんとそこは博物館だけではなく、かつやま恐竜の森というレジャーランドの中に博物館があり、来館者以外にもたくさんの人が訪れる場所だった。園内駐車場が満車になると臨時駐車場に行かねばならない。その臨時駐車場とは近隣のスキー場の駐車場で、シャトルバスで40分かかることもあるらしい。我々は博物館の後、長距離移動が控えていたので、臨時駐車場に回されたらマズい。園内には第4駐車場まであるが、なるべく見学に時間を使いたいし、退館渋滞にハマるのも避けたい。ということで、博物館駐車場到着が9時到着がマストとなる。

そんなところで、早起きに最強の味方とも言える朝市が宿の目の前で開催される。最高の立地、有難い‼︎それを楽しみにみんな起床できた。7時になり、朝市の開かれている七間通りはおばあちゃんたちを中心に野菜やお惣菜を並べていた。その先の区画でもハンドメイド市が立つらしいが、10時からとのことでまだ準備し始め。残念。狙いはパン屋さん。種類豊富で迷う。

上庄里芋もやはり今まさに旬でお母さんが早朝皮を剥いたものを袋詰めにして売っていた。昨晩亀平で食べたら煮っころがしが美味しくて、買いたかったが家では作れない。あの味は私には再現できない。

もちろん、すこもあった。梅酢和え。

「昨夜、飲み屋で初めて食べたんです、すこ」

「どこの店?」

「そこの亀平キヘイです」

「あら、それ息子の店やわ」

とやっぱり会話も楽しい。

筑前煮などお惣菜を保冷バックに入れて夜のおつまみにする、と旦那は楽しみにしている。

あーぼうはりんごをかじりながら、越前レディのハンドメイド品ガチャにご満悦。

予定より早めの、8時前には宿をチェックアウト。

8:20に第一駐車場に入れた。道中車も少なく車列もなく、1番乗りかもよ、とあっさりスルッと入れた。が、もっと早い人たちがいた。そろそろ第一は満車になりそうというところだった。

巨大恐竜と写真を撮ったり遊んたりしながら待ててよし。はしゃぐリツに対し、なんか思春期不機嫌モードで木陰に座り込むあーぼう。遊具で遊んだりするには、あーぼうは大きくなりすぎちゃったのか…と思った。ついこの前までリツと滑り台やったりが普通だったのに。小3と小6のそれぞれの成長を垣間見た。博物館の屋上に登ってみようとあーぼうを誘う。

屋上からの景色は織りなす山並みが美しい。

9:00開館の10分前から並ぶ。入場したらすぐに野外恐竜博物館(化石発掘体験)の受付をしておかないとならない。受付までの動線がよく分からず、係員に尋ねたらたいそう丁寧に案内された。受付完了と共に帰る前に立ち寄ったら絶対に混むから、と真っ先にミュージアム・ショップに直行、パワー・ショッピング。そのままコインロッカーに預け入れる辺り、博物館に手慣れている母さんズ。

10:00野外恐竜博物館行きのバスに乗車。ツアー形式で説明を聞きながら実際の化石発掘現場を見学。もちろん、ツアー参加者しか立ち入れない場所へ移動。イェイ。この夏、新たに掘り起こしたという崖にはまだ見ぬ化石があるのか?! 発掘のアレコレを展示や映像で学び、いざ発掘!

ガチンコの発掘現場にはもちろん入れないので、発掘現場から運ばれてきた石ころゴロゴロのコーナーで教えてもらったポイントを押さえ、よくよくよーく観察しながらトンカチとノミで石を叩いて割ってみる。初めはさっぱり分からないでいたが、常に係員が声を掛けてくれ、化石か否かを判別してくれるし、叩くポイントも教えてくれる。

みんな骨を見つけるぞ!と意気込むも、そう簡単には見つからず。魚などの歯もよく出てくるらしいが、小さいので見逃していそう。実際の化石発掘は30分間の体験だったけど、よく出るというだけに植物や貝の化石は結構見つかった。もっとやりたい。楽しい。

見つけた化石は植物と貝は大人の拳サイズまで持ち帰りOK。私は黒い石を叩いてみたら、丸く割れて剥がれたものが貝の化石だったのでそれを持ち帰り。まだそこの崖が何万年も前に海か地底だった時のものなのか…⁈すごいなあ。お膳立てされているとはいえ、自分の手で掘り出した手ごたえがある。

私のお持ち帰り化石は真ん中の丸みのある貝の化石。叩いたらぽろっと出てきた。

黒い粒が植物の化石。

ここ福井で恐竜化石の調査が始まったのは1989年。その結果6種の恐竜の骨が発見されている。きっとニュースや新聞で報道されていたはず。でも私はそんなことは何も知らず今まで生きてきた。子らに付き合ううちになんとなく恐竜の基本が分かるくらいで、ジェラシックパークもちゃんと見たことないし、恐竜とゴジラの違いもよく分からない状態からまさか化石を掘り出したなんて…不思議な気分だ。どちらかと言うと旦那はかなり興味を持って生きてきたから、子らより夢中で発掘。まゆかもしかり。アテンドしてくれたガイドのイヨタさんは博物館に併設されている、福井県立大学に2025年度、つまり今年新規開設れた恐竜学部の1期生だった。発掘場の係員たちもそうだろう。好きなことを学んでいる若者たちのいる現場はとてもフレッシュ.あっという間に2時間のツアーは終了。

博物館に戻り、開放されていた多目的室(超穴場)でお昼ごはん。既に園内は満車で人出もピークタイム。お弁当として持参した旦那の滋賀グルメ、焼き鯖そうめん論争勃発。そうめんなのか?焼きそば的な炒めたものか?炒めた、チャンプルー的なものでしょ、温めたほうが美味しかろう、と言う3人に「答えは素麺です!」と勝ち誇る旦那。焼き鯖/そうめん。予めそうめんを麺つゆに浸して焼いた鯖を乗せたもので、冷たくて美味しかった。スーパーの焼き鯖巻きも美味しかった。さすが鯖街道。

昼食後、眠気と戦いながら常設展の見学。上野の科博の蜜蜜な恐竜化石も迫力あるけど、ここはドーム内の広い空間に骨たくさん♡そして、化石クリーニングのラボものぞき見れる。

恐竜のミイラが‼︎(右下)

14:00には脚も脳みそもぱんぱんになり退館することにした。初上陸の福井県、まだまだ見どころはあるけど、明日のんびり帰れるように次へ駒を進める。今夜は岐阜県の宿場町・中津川宿に泊まる。岐阜県て実は(神奈川県の)隣の隣にある県。往路と違うコースで山の中を通る。福井県との県境、九頭龍湖から続くルートは新しい道路も建設されていて迫力あるループを通る。数年後にはもっとアクセスし易くなるのかな。こんなに工事中なのに渋滞しないのすごい。

あったらあったで食べちゃう、飛騨牛コロッケ♡

中津川到着と同時にスーパーを視察。今夜はオークワ中津川店。新しい。くらしモアがPVのようにたくさんある。

ニッキ味のかんてん‼︎チルドデザートコーナーのセンター的な場所にあったので、ロングセラーなんだと思う.バラ売りがあれば…と悔やまれた。

今日も民泊。昨日も今日もK君がエアビーで予約してくれたので、私もワクワク。階段の傾斜具合が祖父母の家を思い出す、懐かしい古民家。2階の2段ベッド、和室ツイン布団、シングルベッド、1階の洋室ツインベッドとやはり部屋割りをもめる。

すっかり日が暮れたところで夕飯処に向かう。

家主から解錠の指示を受けてはいるが、この様子はドロボーちっく。

この後2段ベッドの下は私が指名された。

宿から数メートル先の路地に入ると、立派な、イメージ通りの宿場町に出た。思わずわあ!と声が出る。いきなりワープしたかのよう。そして江戸の町から昭和レトロな商店街へ。酔いどれ酒場岐阜屋in。

2階には韓国料理屋名が掲げてあり、一体どういうビルなんだ?と大人は躊躇するが、さっさと子らは暖簾をくぐって行った。

録画?TVer?で昨日の感謝祭が映し出されていた。岐阜に来たならば、けいちゃん焼き。キャベツ×鶏肉×味噌。ここは味噌文化。そして飛騨牛。

名物らしき飛騨牛肉豆腐。

やっぱり食べたい、飛騨牛。けいちゃんは写真を撮る前にさっさとなきなってしまった。

注文してからなかなか料理が出てこない。後から続々とやってくるグループは「満席です」と断られていたのはみな欧米からの観光客グループだった。宿からの道中も驚くほどに欧米からの観光客グループがたくさんいた。この中津川宿の近くには妻籠宿、馬籠宿もある。私は中山道のこの中津川宿を知らなかった。近隣には弟が住む豊田があり、多治見や恵那は知っていたけど、ここも長野県ではなく岐阜県だとは知らないでいた。世界から注目される名所がたくさんある。

今日も朝早くから活動し、運転手たちは大して飲まずに没。母さんズもダラダラおしゃべりして就寝。

(続く)