髪を結ばれるのは医療脱毛より痛い
カフェで、隣の席のお母さんが子供に「髪結んであげる」と言っていた。 子供が、「痛いから嫌絶対...

もしもし五島列島
モシモシゴトウレットウ
2026年4月26日

かつての私は、たくさん話すことや場を盛り上げることが、誰かの役に立つことだと思い込んでいた。
けれど最近、本当は「しずか」な方がいいんじゃないか、と思い始めている。
ただひたすら、相手の話を丁寧に、丁寧に、こぼさないように聞く。
そうなってくると、ふと不思議になる。
いわゆる「ランチミーティング」や「会食」って、一体どういう仕組みなんだろう?
私たちの口は、たったひとつしかない。
それなのに、咀嚼して「食べる」ことと、言葉を紡いで「喋る」ことを、どうやって両立させろというのだろう。
食べることは、全身の労力を使う一生懸命な営みだ。
目の前のご飯が持つ「おいしい」を五感で理解することと、相手が話す「難しい内容」を頭で理解すること。
そのふたつを、どうして同時に、しかも完璧にこなせるなんて思えるんだろう。
私にとって、食べる時間は、もっと「のんき」でいいはずのものだ。
美味しいものを、美味しいとだけ感じていたい。
だから、ご飯の時間に難しい話は、もう一切したくないな。
「しずかなひと」になると決めた今年。
ご飯の時間は、頭をからっぽにして、ただ「美味しい」という奇跡に没入する。
もし誰かと共にするなら、中身のない、どうでもいい話を笑いながら。
口がひとつしかないのは、きっと「今はこれを大切にする時間だよ」と教えてくれているから。
食べる時は食べる、聞く時は聞く。両立ということは絶対にできない。しようとしない。