アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。

 




「わたし、実はペッパー派やねん」ほしばあさみ



 

 

京都の朝は早い。

烏丸御池にあるカフェ「CONTO」は7時半から開いている。

バンバローニ(チュニジアのドーナツ)は10時からだったので食べれなかったが、コーヒーをテイクアウトしてさくっと飲む。

朝いちで向かったのは「龍安寺」。誰もいない静かな石庭で、雨の音をききながらゆっくりする時間。お土産に石庭の文鎮と手ぬぐいを購入。

つぎは「大報恩寺」。ここに来たのは完全にお土産のおかめキーホルダー目当て!たくさんのヴィンテージおかめさんが並んでて、見どころ満載だった。 

そして、やってきました!「下鴨納涼古本まつり」。今回のメインイベントでもある。こんなロケーションのなか古本をディグれるなんて、いかにも京都って感じで最高ではないか!京都で学生生活を送っていたときには興味もなかったのに。不思議なもんだ。

迎が集めている『彷書月刊』のバックナンバーがたくさんあったが、欲しがってた最終号は見つからず。残念!

せっかくなので「出町ふたば」で豆餅と水ようかんを購入。やっぱりできたての豆餅はたまらなく美味しい。

出町柳の駅の志津屋でカルネを買う。わたしは断然ペッパーカルネ派。古本まつりで買ったあれこれが重いので出町柳駅のロッカーに入れて、叡山電車の乗って一乗寺駅を目指す。

もちろん、目的は「恵文社一乗寺店」。もうね、本当にありがたい存在。こんな本屋さんがあることの幸せを噛みしめる。一乗寺にはいい感じのオーガニックスーパー「HELP」がある。そこで紅茶とか歯ブラシ、ジュースを買って気になってたお店「keiokairai」へ。これがまあ、今回の一番のうれしい驚きだった。1階がアートブックカフェのような場所で、2階がセレクト古着、3階がギャラリーになっている。とくに2階の古着がすごくよかった!今度はここを目的地にして来てもいいかも。

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エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。